何年やっても英語はダメダメな私ですが、韓国語なら少し自信があります。
とは言っても韓国語ペラペラなわけでは無いですが...でも、割と色んな教材を試したりしたことあるので韓国語教材には詳しいと思います。(情報は古いかもしれないです)

韓国語の初心者に超オススメな本

カナタ韓国語学院 

カナタ韓国語学院の教科書
オススメしておきながらなんですが、実は私が最初に使ったのはこの教科書ではないです。
私が最初に使ったのは、延世大学の韓国語教科書です。

当時は延世大学が作った教科書が、韓国語学習では王道とされていました。
今現在、韓国の語学学校で使われている教科書は、だいたい延世大学の教科書を参考にして作られたものだと聞いています。
とにかく、延世大学の教科書は、昔から使われている優秀な教科書です。
私も実際に、延世大学の教科書で学んでみて、実に完璧な教科書だったと思います。

ただし、ひとつ欠点を言うと、古いんですよね。

何度も改正を重ねているので、現在の延世教科書は私が勉強した時(2000年代前半)よりも新しくはなっていますが、それでもやはり表現に硬い部分があります。
教科書の表現をそのまま使うと韓国人に笑われたりもしますが、そうやって笑って訂正してくれる韓国人の友人がいる人なら、延世の教科書でもいいかもしれません。

で、なぜカナタ韓国語学院の教科書をおすすめするかというと、このカナダ韓国語学院は元々、延世大学の韓国語学堂の韓国語教師だった先生達によって作られた学校なんです。
だから、基本は延世大学の教え方に似ています。
私は実際に延世とカナタの語学学校に通ったのですが、カナタの教科書の方が日常的に使いやすい表現が載っていたり、理解しやすい書き方になっています。

「将来は、韓国語の翻訳家や通訳になりたい!」という高い志があるなら、延世大学の教科書でも良いかもしれませんが、最初の一歩を踏み出すにはカナタ韓国語学院の教科書の方が理解しやすいと思います。
特に、独学で勉強したい人にはカナタの方が向いていると思います。

▼ワークブック(問題集)も一緒に使うと効果倍増です

韓国語は独学でも習得可能

英語とは違って、韓国語は日本人なら独学でも習得出来る言語です。
(私自身は、韓国の語学学校に通ったので独学じゃないんだけどね)

私は、独学で勉強したのに韓国語がペラペラの日本人を何人も見ました。
韓流ドラマで韓国語を覚えた人や、韓国語ジャーナルだけで勉強した強者もいました。

韓国語の初心者には発音練習が大事

韓国語学習の本はたくさん出ているけど、素人の私から見てもいい加減だな〜と思う本がけっこうあるので、気をつけて下さい。
特に、カタカナで発音ルビをつけている本はやめた方が良いです。

カタカナで覚えちゃうと、後で単語を覚える時なんかに発音があやふやなままなのでスペルミスが多くなります。
「あれ?これって・・ウ(우/u)だったっけ?ウ(으/eu)だったっけ??」みたいな感じで、カタカナだと両方同じだから分かんなくなっちゃうんです。

韓国語の発音は何度も聞いて慣れればネイティブに近い発音で話せるようになります。
実際にそういう日本人は多いです。(私は無理だけど)

逆に、高レベルな韓国語を理解できる様になっても、日本語の発音やイントネーションのままの人も結構います。
単語や文法は、後になってからでも覚えていく事ができるんだけど、発音は途中で矯正するのが凄〜く難しいんです。
最初が肝心なので、発音の勉強はしておいた方が良いと思います。
韓国の語学学校では、白目をむくぐらいしつこ〜く発音練習をやらされました。

スラムダンクの赤木も基本が大事って言ってるじゃないですか。
「ダンクができようが何だろうが、基本を知らん奴は試合になったら何もできやしねーんだ!!」と。

あ、そういえば韓流ドラマやK-POPが好きな人には、発音がうまい人が多いですね。