アケビ

アケビの皮が食べられるという事を知ったので、買ってみた。
そもそも、アケビ自体を食べるのも小学生の頃に間違えて食べた以来なので、ほぼ初体験!

アケビの皮の食べ方

YouTuberの動画とか、最近けっこう見てるんすよ。
そんで、きまぐれクックさんがアケビの皮を食べてるのを見て、速攻でスーパー行って買ってきました。(すぐ影響を受ける)

ちなみに、この動画を見たのは10月中旬の事で、アケビを買いに行ったのも10月中旬のことですが、この記事を書いているのは12月です。不思議ですねぇ〜

んで、アケビの皮ですが、クックさんも言っていますがアクが強いのでアク抜きをしてから味噌炒めなどにして食べるのが一般的みたいです。

私も早速、アケビの皮料理を試してみよう!

アク抜き方法

アケビの皮

ネットで検索してみら、アケビの皮はとにかくアクが強いらしいので、しっかりとアク抜きしたいと思います。

一般的なアケビの皮のアク抜き方法は、

・水に浸ける(一晩)
・塩もみする
・茹でる(米のとぎ汁を使うと良い)

この3つの中で、一晩水に浸けるっていうのは気が遠くなるので却下です。
とりあえず、塩もみしてみようかなと思います。
ゴーヤも塩もみするとかなり苦味が消えるから、アケビもいけそうじゃないかな?

アケビのアク抜き

切ったアケビに塩をふって、10分くらい置いておいたら、

アケビのアク抜き2

あら、なんか思ったよりも汁が出て来ていますね。
いったんアケビの皮を水で洗って、少しだけ味見してみると...

苦ぃいいいいいい!

塩振って10分置いた気がしたんだけど、ただの妄想だったのかな?
てくらいに、凄まじい苦さと若干の渋さでした。

このままじゃ食べられなそうなので、茹でます。
クックさんも茹でてたし、最初から茹でとけば良かった。

米のとぎ汁は無かったので、普通の水道水で10分くらい茹でます。

アケビのアク抜き3

なにこのアクの量。
アクが止まらないんですけど〜ど〜んだけ〜!

クックさんの動画ではこんなに泡立ってなかった気がするんだけど、なぜか私のアケビ皮からは泡、泡、泡。
取っても取っても泡が出てきてて、なかなか火を消せません。
こんなの初めてです。

10分どころか20分くらい茹でてしまった結果...(それでも泡はまだ切れていなかった)

アケビのアク抜き4
(冷水にさらしてる)

ブヨンブヨンになりました。
しかし、恐ろしい事にこれでもまだ苦味が残っているのです。
アケビの皮の苦味は最強。

アケビの皮レシピ

ネットで見てみると「甘辛みそ炒め」にするレシピが多いですね。
肉詰めとか天ぷらとかフライも美味しそうです。


しかし、私はひらめいた。

アケビの皮は、食感はナスで味はゴーヤとのこと。
と、言う事は??

アケビの皮チャンプルーでいけるんじゃないっすか??

どうやらナスチャンプルーという料理も存在しているようなので、どっちに転んでもチャンプルーは可能と判断。

アケビの皮チャンプルー

アケビの皮を調理

はい、ということで、若干ドロドロ気味なアケビの皮を使って、チャンプルーを作りました。

アケビの皮チャンプルー材料
・アケビの皮 3個分
・豚肉 100g
・豆腐 150g
・ニンニク 1かけ
・卵 1個
・かつおの顆粒だし 1袋
・しょうゆ 少々

作り方は、きゅうりメロンチャンプルーと同様に材料を切って炒めただけです。
適当なので、合っているか分かりません。

アケビの皮レシピ

アケビの皮が、だいぶヌラヌラとしています。

アケビの皮チャンプルー

ヌラヌラチャンプルーを食べてみたところ、まあまあ美味しいです。
しつこくアク抜きしたので、苦味は気になりません。

ヌラヌラチャンプルー

ご飯ともよく合いました。

食べてみて思ったんだけど、アケビの皮の苦味とゴーヤの苦味って、だいぶ違う種類の苦味なんじゃないかな。
ゴーヤには苦味と若干の酸味がある感じで、アケビの皮には苦味と若干の渋みがある感じなんじゃないかと思う。

デザートにアケビの実を食べる

アケビの中身

食後に、アケビの実を凄く久しぶりに食べてみます。
この幼虫っぽいのをチューチュー吸えばいいんですね。

アケビの実

わ〜幼虫って言われると幼虫にしか見えない。
触った感じも幼虫ぽい。

アケビの実

中には、ぎっしりと黒い種がつまっているので、食べにくいです。
子供の頃から食べ慣れている人なら、うまく食べられるんでしょうが、私は口を動かし過ぎてつりそうになった。

まあ、一応食べた事はあるので味は想像通りでした。
ちなみに、なんで間違えてアケビを食べた事があるのかと言うとですね...

小学1年生の頃に友達の家に遊びに言ったんです。
その時友達の家には親が不在でした。
んで、テーブルにパン屋の紙袋みたいのが置いてあったんですね。
その友達が「あ!これ美味しいやつだ!ちょっとだけ食べちゃおう」って言って、袋の中から見た事の無いフルーツを取り出したんです。
それを少しだけ貰って食べたんだけど、「この世にこんな旨い物が存在するのか!」ってくらい美味しかったんですよ。
で、どうしてもそのフルーツをもう一度食べたくて、親に買ってくれって頼んだんだけど、そのフルーツの名前がわからない。(友達も分かっていなかった)
「中にいっぱい種が入ってて、凄く甘くて、赤くて、ブツブツした果物」って何度も説明したら、親は「う〜ん、アケビの事なのかなぁ?」という事でアケビを買って来てくれたんです。

親が買って来てくれたのは全く別物のフルーツで、それがアケビだったんです。
あの時のガッカリ感は今でも覚えています。
しかし、わざわざ買って来てもらったので「これじゃないけど、これも美味しい!」って、本当はそんなに旨くないなと思いながらも嘘ついて食べたんですよね〜
親も「あ、こいつ気を使ってるな。」って分かったんでしょうね、それ以来アケビが我が家に登場する事は二度と無かったです。

で、友達の家で食べたフルーツですが、アレはおそらくザクロです。
ザクロの実がなっている家を見つけて、「これだーーー!!!!」と思い、実が割れて中身が何粒が道ばたに落ちていたのを拾い食いしました。
しかし、酸っぱかった...
見た目は同じなのに、これじゃない。
何でなんだ!
という疑問を持ったまま小学校5年生になるまで毎年拾い食いして考えていました。
考えてみた結果、あの時食べたのはザクロに何かを加えて甘くしたものか、もしくは高級ザクロだったんだと思います。(パン屋の紙袋に入ってたし)